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Will beのポリシー
Will beという屋号はクライアントお一人お一人が自らの意志で自分らしく生きられる未来を切り拓いていってほしい、そのサポートをしたいという想いを込めて名付けました。
なぜコーチングなの?
人の意見ばかりきいていた
少し私自身の話をさせてください。
私は自分で決めることがとても苦手でした。
決めたことに対して絶対の自信もないし、身の回りにはアドバイスをくれる人はたくさんいたし、世の中の良いとされることが何かは常に耳に入ってくるような環境でしたから、周りの言ってくれたことをやっていればいいんだと思って就職も進路も習い事も外食した時の注文でさえもそうやって決めてきました。
有難いことにほとんどがそんなに悪い結果にはなりませんでした。
でもいくつかの悪い結果に陥ったとき、必ずしていたことがあります。
それは、「人を責める・人のせいにする」でした。
「自分の中に答えがある」
円滑なコミュニケーションができるようになりたくて、学んだコーチングは私が苦手とすることがとてもたくさんありました。
今まで相手任せにしていたのに、自分の目標、自分の価値観、自分のやり方について初めて考えました。
自分と向き合うことをしてこなかったので、もちろん最初は自分の目標なんて分からないし、戸惑いばかりでした。
ところが講座を受けながら自分と向き合ううちに少しずつ自分の好きなこと・嫌いなこと、本当はしたいこと・したくないこと、が分かるようになっていったのです。
私って自分のことをこんなに知らなかったのか!と驚きの連続でした。
人間関係の変化
自分のことが少しずつ見えてくると、会話をしながら自分の気持ちが感じられるようになりました。
前向きだな、ちょっとやりたくないな、遠慮してるな、〇〇はいいけど●●は嫌なんだなetc
そして自分が感じたことを勇気をだして伝えることもコーチングで学んでいたので、少しずつ素直な気持ちを伝えていくことができるようになったのです。
そうすると、無駄に気をもんだり詮索したり、不安にならなくなっていきました。
さらには不思議なことに相手の対応が好意的に変わっていき、そして本音に近いものを伝え合えるようになっていったのです。
特に近しい関係の人たち、同僚やパートナー、子どもとの前向きな会話が格段に増え、今まで以上に協力してくれるようになりました。
銀座コーチングスクールを選んだわけ
挫折した過去
2003年にコーチングをとあるスクールで学び始めました。当時、コーチングはまだ珍しいもので、スクールも限られていました。
その頃はまだ学生で、時間もたっぷりあったので学ぶにはとても良い環境だったのですが、周りの方はほとんどが男性のビジネスマン。さらには当時の学習スタイルが電話を通した音声だけのものだったため、会話の内容や環境の違いに勝手に壁を感じてしまい、挫折をしてしまいました。
だからこそ、二回目に学ぼうと決めたときは対面で講師の方や受講生の顔が見える状態で受講したいと思ったのです。
そうして見つけたのが対面講座を全国30拠点以上で開講している銀座コーチングスクールでした。
安い・早い・自分で決める
当時私は5歳と3歳の子育て真っ最中。なかなか家を空けるのも気が引けるし、何より自分にお金を使うことが憚られる状態でした。
しかも一度挫折しているコーチングを本当に習得できるのかというのは私の中ですごく不安な部分でした。
だからこそすこしでも安く、そしてできれば早く、だけど基礎をしっかりと学べるスクールというのはスクール選びをする上でとても重要なポイントでした。
銀座コーチングスクールはまさにそのポイントを押さえていて、多くのスクールなら〇十万円~百万円近くするようなコーチングの講座ですが、銀座コーチングスクールは段階的に4つの講座があって、どこまで進むか自分で決めて、講座ごとに申込と支払いをするスタイルだったのです。
だからこそ挫折する心配もなく、自分のペースで学ぶことができたのです。
自分への投資はとても大切です。でも私のように時間もお金も限られた中で自分に本当に合った、そして必要な学びかどうか分からない中での投資に不安を感じる方も多いと思います。
そんな人たちに寄り添えるスクールだと身をもって感じたからこそ、「講師になりませんか」というお誘いをとても有難く、そして嬉しくお受けさせて頂いたのです。
個人セッション
オーダーメイド
十人十色とはよく言いますが、本当に一人一人なりたい姿や目標も価値観も感じ取り方も違います。
さらには環境も違うので、誰かが上手くいったことをそのままやって上手くいく確率なんて低くて当たり前なんです。
世間一般にはこんな意見ってやっぱり変かな?こんなやり方普通じゃないよな…と思うようなことだったとしても、セッションではそれを応援されることはあっても真っ向から否定されることが無い安心感があります。
そしてセッションの中でそれが実現可能かどうかなどシミュレーションをしながら自分のやり方を見つけていくことができます。
だからこそ、個人セッションでオーダーメイドの自分だけのやり方で自分らしく目標をクリアしていくことが可能になるのです。
成果以外の贈り物
実は目標をクリアしていくプロセスの中で目標に対する成果以外のものがたくさん得られるのがセッションです。
目標をクリアするのはトライ&エラーです。
人は上手くいったら成果を喜び、上手くいかなかったら別のやり方を探します。
でもコーチングセッションは何が上手くいった秘訣だったのか、何があれば上手くやれたのか等の振り返りを必ず行います。
その中で自分自身について様々な気づきが起き、発見があり、それが別の目標や問題に直面した時にコーチがいなくても自らの力で応用することができるようになるのが個人セッションの醍醐味です。
私自身、「堅実性・相手に合わせる・優位性をもつ」ことが私の価値観だと思っていました。
でもセッションを通して本当の私は「自由に・柔軟に・楽しく」することの方が喜びを感じることに気付いたのです。
それ気づいてからは、まずは自分の価値観・やり方に合っているかな?どうしたら私が前向きにチャレンジできるかな?と考えることができるようになり、数年前の私が見たら、うらやましい!と思う生き方ができています。
マザーズブルーミングコミュニケーション
期待が親子をともに苦しめる
批判を承知でお話しすると、長男が3歳の時に思いっきり平手打ちをして引きずって家から放り出したことがあります。
原因は本当に些細なことでしたが、あの頃の私は「べき・ねば」が本当に強くて、それを周りにも押し付けてながら生きていました。
まだ3歳の幼い子どもにも3回言ったら理解すべきという持論を繰り広げ、怒り狂っていました。
産まれたときは生まれてきてくれただけで満足で嬉しかったのに、大きくなるにつれ、いろんな期待(しかも年齢不相応なとても壮大な期待)をして子どもも自分も苦しんでいました。
子どもの人生・失敗を大切にする力
我が子には少しでも良い未来をと願うのは親として当たり前だと思います。
コーチングを学んでからは子どもに対する指示命令はずいぶんとゆるやかになりましたが、それでもどうしても「こうしたほうがいいんじゃない?」と言ったような提案をすることはよくあります。
成長途中の子どもと大人ではできることも見えている世界も想像力も全く違います。
そして子どもにはコーチングをする前に「教える」「助ける」ということが必要になる場面が本当にたくさんあります。
子どもと親のかかわり方というのは自転車の練習に似ています。
最初はハンドルを一緒に持ったり、自転車を支えながら走らせ、ある瞬間に手を放す。
その手を放す瞬間の見極め、そしてこけた後の対応が子育てではとても大切です。
子どもの失敗する権利を尊重しながら、支えるためには大人向けのコーチングと少し異なる部分があるように感じていました。
子育ては己育て
他人と過去は変えられないというのはコーチングでよく言われる言葉です。
変えられるのは子どもではなく親である自分自身。
そう考えたときに、大人に対するときの自分の軸と相手の軸は違うという感覚は持ちやすいけれど、自分の子どもに対してはなかなかできない!という現象が私自身ありました。
子どもを一人の人として尊重するために自分自身の軸をしっかりと持つことが大事だと思ったのです。
マザブルは子育てコーチングというノウハウを越え、親としての在り方をしっかりと見つめなおし、軸を作っていくことができるように作られた講座です。
私も日々、子育てをしながらまだ迷うことはたくさんありますが、そのたびにテキストに戻り、自分を立て直しています。
大人バレエ
バレエは私が初めて人に「私はこれが好き」と言えたものです。
中学2年生の時に仲の良かった友達に誘われ、習ってみたいと思い、親に習わせてほしいと頼んだのですが、発表会代やらなんやら金銭的理由で断られました。
確かに体が柔らかいわけでもないし、ぽっちゃり体系だし。。。といろんな理由を自分に言い聞かせて諦めました。
その友人とは高校3年生まで同じクラスで仲が良かったので、発表会なども見に行くうちにそれではいつかはやりたいなと思っていました。
そして大学でバイトデビューをしたときに初めて、自分のお金でバレエを習い始めました。
でも先ほどもお伝えした通り、体は硬いし、ぽっちゃりだし、ごくごく一部の友人を除いて周りの友人たちにもバレエを習っていることは内緒でした。
それから社会人になり、上京して一旦はバレエを辞めたのですが、やはりあの世界観と上達していく喜び、そして何より自分の身体と向き合う楽しさが忘れられず、バレエを再開しました。
それからも転職・結婚・妊娠出産などで何度も辞めたり教室を変えたりブランクがありながらも気が付けば15年。
コーチングを学びだして、自分の話を人にできるようになった4年ほど前に初めて、私はバレエが好きで今でも習っている、ということをママ友に話せるようになりました。
そして改めてバレエが自分にとって大切なものであることに気付き、自分が好きなものをすきだといえること。そして好きなことをできる喜びを日々噛みしめています。