目的と目標の違いが生む「目標が欲しい」と思う人が陥るワナ

目標が欲しい人という人が目標を見つけられない理由

目標を持っている人ってなんだかキラキラしてますよね。
私も目標持って頑張ってみたいなーと思いながらも目標が見つからない日々が長く続いていました。
目標のない自分ってイケてないよな~と思ってたある日、目標を持つことが目的になっていることに気が付いたのです。

目標と目的

そもそも目標と目的の違いってなんだと思いますか?
普段あまり意識せずに使っているとすると、その違いを理解していないせいで目標が持てていないのかもしれません。

目的とは

最終的に成し遂げようとする事柄、目指すべき到達点が目的です。「生きる目的」という言葉はしっくりきても「生きる目標」ってしっくりきませんよね。
そして目的はとっても大きい事柄になるために抽象的なのです。

目標とは

目的を成し遂るために設けた具体的な手段・方法です。目的があるから目標を立てるのです。だからこそ、目標というのはとても具体的なものになります。

目的と目標の混乱で生まれる誤解

目標を持つことで何が変わりますか?と尋ねると「毎日が楽しくなります」「頑張っている自分を認められます」「イキイキとした日々を送れます」などという言葉が返ってきます。
みなさん、目標を持てば自分が生きたいように生きられるということをおっしゃるわけです。ところがよく考えてみると、これって“目標があるから目的が達成される”という逆説的なアプローチになってしまっているのです。

目標をみつける3つのステップ

目的なんてもっと難しい!
そんなことはないんです。もちろん目的から目標を定めていく方法もありますが、目標なんて意外と身近にたくさんあって、しかもそれをみなさん日々クリアしているのです。
どういうことか、ステップを一つずつ見ていきましょう。

自分を価値あるものとして見直す

自分が本来どのような人生を送りたいのか、どう生きていきたいのかを「自分は価値がある」という視点から考えてください。最初からどうせこんな生き方は私には無理とかふさわしくないではなく、自分はめいっぱい幸せに生きていくということを信じてどう生きたいかを抽象的で良いので考えることから始めましょう。
難しく考える必要はありません。健康に過ごすとか穏やかな人生を送るとか、そういったものでいいのです。

極小からスタートする

小さい「こうなったらいいな」を実現させていきましょう。それは日々当然のようにしていることでOKです。掃除を午前中に終わらせたいなとか、データが見やすい資料を作ろう、今日は定時に上がって帰りにネイルサロンに寄って帰ろうとか。
そういう普段何気なくやっていること、それだって目標なのです。

アンテナをたてて世界を広げる

極小の「こうなったらいいな」を実現して、「できた!」と達成感と言うアンテナをたてていくと、その分野に対して感度が高くなっていきます。そうするとその分野での新たな情報が入ってきて世界が広がります。
それが重なると最初は極小だった「こうなったら」からもう少し大きな「こうなったらいいな」が見えてきて、またクリアするともっと大きな「こうなったらいいな」という目標が見つかります。上の例でいえば、整理収納アドバイザーという資格かもしれませんし、マーケティングの勉強や資料作成の方法かもしれませんし、時間管理や手帳術を使いこなすことかもしれません。

まとめ

目的と目標を正しく理解すること
極小の「こうなったらいいな」からスタートすること
達成感にアンテナをたてていくこと
ぜひ、それぞれの人生の目的に近づくような目標を見つけてくださいね!

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