コーチとして仕事をしたい人がやるべきこと
無形のサービスを扱うということ
コーチングセッションというサービスを提供しようとして最初にぶつかる壁があります。
それは無形であるということ。
そして成果と呼べるものが人それぞれに違うということです。
無形のサービスは世の中にたくさんあります。
弁護士の仕事も無形ですし、医師(とくに予防医学)も無形です。
けれど弁護士も医師も成果がイメージできます。
弁護士だったら、争いが収束するとか、医師なら健康になるとかこれが手に入るんだということが明確でイメージがしやすい。
特に〇〇に強いなんていうキャッチがあればより分かりやすいです。
でもコーチングというものは目標や成果すらクライアントが決めるもの。
だからこそ、コーチングセッションを受けたらこうなります!というものが伝えにくいものです。
サービスを伝える3つの方法
コーチングセッションに魅力を感じてもらうために大切なことが二つあります。
1対1の関係で話をすること
スタートは1対1の関係を作ることです。
こうすることで、お相手の方のニーズや成果が何を指しているのかが分かります。
そしてそれを達成するために何に悩んでいるのかを伺いつつ、コーチングセッションで得られる未来を感じてもらうことがとても大切です。
でもこれだと、そもそも1対1の関係になれないんだよ~!という声も聴こえてきそうです。
そのために大切なのが残りの2つ。
世界観を持つ
まずは自分がコーチングというツールを使ってどんな世界を作りたいのか。
もしくはコーチングを使ってどんな人にどんな変化してもらいたいと思っているのか。
それを語れるようになることです。
作りたい世界から、こんな人を増やしたいという演繹法的なアプローチでもいいですし、
こんな人にこうなってほしい、結果世の中がこうなるよねという帰納法的なアプローチでもいいです。
大事なのは自分がどんな世界観の中でコーチングというサービスを提供しているのかを伝えることが大切です。
サービスをしていることを知ってもらう
そして最後の一つは1対1になるための、自分のサービスを知ってもらうための一言をかけることです。
ストレートに「私のコーチングを受けてみませんか」でもいいですし、何かキャンペーンをしてもいいかもしれません。
この一言をかけずに待っているだけだと、開店休業状態です。
まとめ
まずは自分のコーチングで成し得たい未来を描くこと。
そしてそれを知ってもらえた人とたくさん話をすること。
そこから信頼関係が始まります。
信頼関係ができてからがスタート。
無形のサービスだから難しい、どうせ無理、なのではなく自分の在り方次第で変われます。
それがコーチングです。