歯磨きくらいに楽になる！邪魔くさいことを習慣化するコツ
megayukako習慣化したいんだけど邪魔くさい！のジレンマ
コーチングセッションでは時間管理や習慣化といったテーマに取り組まれる方もたくさんいらっしゃいます。私自身も掃除系の家事が本当に邪魔くさくて嫌で後回しにしては大掃除の時に苦労するというのを長年くり返していました。
そんな私が色んな方のセッションをさせて頂いて、習慣化するコツを見つけました！
今では部屋の掃除、トイレの掃除、水回りの掃除等が習慣化されて、日々の時間と心の余裕が生まれました。
邪魔くさいことではなくやらないと気持ち悪いことにする
皆さんは毎日歯磨きしてますか。
おそらく多くの方が毎日してるよ！とおっしゃると思うのですが、よく考えたら、歯磨きって邪魔くさい作業だと思うんです。でも邪魔くさいよりもやらなきゃ気持ち悪いが勝って日々歯磨きしていませんか。
「邪魔くさいこと＜やらなきゃ気持ち悪いこと」にしていくのが新しい習慣獲得の秘訣なのです。
それを一つずつ見ていきましょう。
やらねばvs邪魔くさい
「分かってるんだけど、腰が重いんだよねー」というのはよく聞くセリフです。
私自身、これを言うこともあるので、後回しにしたい・誰か代わりにやってくれたらいいのにという気持ちはとっても共感します。
でもよく考えてください。これをグルグル考えていること自体が邪魔くさいことではないですか？
もちろん他にやらないといけないことがあるから後回しにしないといけないことはありますが、時間もある・ほかに急ぎのこともない、こんな状況下でやりたくないなー、邪魔くさいなーと答えの出ないことをずっと考えている方が実は邪魔くさいことなのです。
やることを増やすだけでは習慣化しない
メリハリがない中にただその行動を日々の生活にプラスしようとしているだけでは、習慣になりません。
歯磨きがなぜ習慣になっているのか考えてみると、パターン化しているからなのです。朝起きてすぐ、出かける前に、寝る前になど「〇〇する」とセットになってパターン化しているから習慣になるのです。
パターンを見つける方法
やらなかったら気持ち悪い！になったらもうそれは完全な習慣です。
では、どうやってパターン化していくか具体的に手順を見ていきましょう。
作業を手順化する
何をすればよいか、最低限何をやればOKかを決めておきましょう。
ぼんやりと〇〇する、だと日によってばらつきがでます。
例えばお風呂掃除だとすると、浴槽と風呂おけ、椅子、床、を洗剤で洗う。排水溝はたまった髪の毛を捨てるだけでOK。として、天井や排水溝は大掃除の部類に入れるもしくは気分がのった日だけするなど、やるべき手順をできるだけ明確にしておくことが大切です。
挫折しないタイミングを探す
自分が使いやすい時間を見つけましょう。曜日を決めてしまうとか、シフト制の勤務の方は遅出の日、といったように固定すると、今日するか明日に回すかといった迷いがなくなります。
また、習慣を入れ込む時間帯が自分にとって、休憩時間としてのフリータイムではないことに注意する必要があります。なぜなら休憩は誰にとっても魅力的だし、魅力的過ぎること、誘惑の前に勝てる人はなかなかいません。
歯磨きと同じように、後の行動とセットして〇〇する前の儀式のように儀式化してしまうことで、習慣化できるようになります。
頻度を調整する
毎日することが必要なこともありますが、毎日しないといけないことで後回しにしていることって案外少ないです。習慣化できないことの多くは毎日しなくてもいいけれど、週に1～2回くらいはしておきたいことの方が多いのではないでしょうか。
目標を立てる時に少し高めに設定する方が多いのですが、最初は目標を達成することに比重を置くことが大切なので、できるだけ低いハードルで、やりやすいことからスタートして、成功体験を積むことが大切です。
頻度を上げるのは最低限の習慣が確実にできてからにしましょう。
出来た自分を思いっきりほめる
気持ちいい、をしっかりと感じましょう。
出来たときに「いつもこれくらいできたら」なんてネガティブな考えを持たないことは何よりも大切です。まずは今日クリアしたことを自分自身で最大限賞賛しましょう。
同僚や家族などほめてほしい人や自慢できる人に積極的に伝えて一緒に賞賛してもらうこともとてもやる気が出ます。
そして仮にできなかった日があったとしてもそれを責めないことです。責める時間があれば、いつならできるかを考える方が精神的にも楽ですし、習慣化を止めることなく継続することができます。
まとめ
やらないといけないと思うとどうしても気が重くなってしまいます。最初のハードルは低く、そして比較的日常生活の延長線上でできるように何かとセットにしてパターン化しましょう。やったら思いっきり自分をほめる！そしてやらないと気持ち悪いくらいになれば、もう完璧です！
