変わりたい人が変われない3つの原因
変われない3つの原因
自分を変えたいと思っているけれど動けない、動いてみたけれどなぜか変わらない。
こんなお悩みをお持ちの方はもしかすると今からお伝えする3つの原因のどれかに当てはまってしまっているかもしれません。
どう変わりたいのか具体的な全体像(=あり方)がない
変わりたいという人にどんなふうになれたらいいですか?ときいても多くの場合が抽象的です。
それってまるで東京でタクシーに乗って、「大阪まで行ってください」と言っているようなもの。
大阪のどこ!?となると道の選択から、かかる時間、休憩場所など運転手さんはずっと不安なままハンドルを握っているわけです。
それではうまくいくはずがありません。
変わった後、どんな考え方・ものの見方・言葉の使いかた・人との付き合い方etc.これらを明確にしていなければ、どう動き出せばいいのかが分からなくなってしまいます。
行動だけが具体的すぎて基準がない
いやなことにNOと言える自分、7時間睡眠がとれている自分、怒らない自分etc.
何かを選択するときには同時に何かを捨てなければいけません。そうなったときに選択基準がなければ、行動だけが変わったとしてもほしい自分は手に入りません。
一時的に手に入ったとしても持続することは難しいでしょう。
Noと言う・言わないの基準、睡眠とほかのものを比較するときの基準、何に対して怒るのか(もしくは怒らないのか)こういったことを明確にしないと一時的な変化に終わってしまいます。
自分の時間を人のために使っている
現状維持しないと、周りに迷惑がかかるなんて思っていませんか?
例えばこの仕事は私がしなければ、この場には私がいなければ、そうやって自分の時間を他人のために割いていませんか。
もちろん、絶対にあなたが必要なプロジェクトや仕事、場はたくさんあるでしょう。
でもそれらのすべてに本当にあなたは必要なのでしょうか。
それはあなたの思い込みであったり、周りの方の能力を低く見積もっていませんか?
何かを変えるときにはメンタルも行動も時間も必要です。
今ある時間を自分が変わりたいと思っている未来を手に入れるために使うことと、周りの人のために使うことと。
将来のあなたと周りの人にとってどちらが大切なのでしょうか。
全体を見る俯瞰した視点を持つことも変わるためには大事な要素です。
まとめ
具体的な行動も大切ですが、まずはあり方・考え方・ものの見方をどうもちたいのかを考えましょう。
そのうえで、変わるための時間をしっかりと確保しましょう。
今の延長線上にある自分ではない自分になりたいのであれば、そのような俯瞰した視点で一度見渡してみてはいかがでしょうか。