怒りがおさまらないときに取るべき3つの行動

イライラ全開な状態から脱出する方法

どうしても怒りがおさまらずイライラが止まらない時にどうすればよいか、そしてどう解決していくのかを三つのステップでお伝えします。

悪化させない

その問題となっている人や物から物理的距離を取る

目の前に怒りの対象となっている人や物があるとどうしても怒りが次から次へと湧き上がってくるものです。出かける・席をはずす・メールを閉じるなどして、まずは物理的に距離を取るようにしましょう。

空腹・睡眠不足など自分が不快になりやすい状態から脱する

自分の状態が万全でないときは気持ちが不安定になります。だからこそ、空腹であれば少し甘いものや好きなものを食べる。睡眠不足であれば、仮眠をとるなどしての身体の健康状態を整った状況に持っていきましょう。

自分自身の状態を把握する

最初の原因を見つける

多くの場合、一つの事柄が引き金となって複数のイライラを生み出します。
怒っている時というのはいろんな過去の出来事が芋づる式に思い出されたり、普段なら何でもないことに対しても怒りのスイッチが入りやすくなっています。
そもそもなぜ今、怒りを感じているかという原因を探っていくと、現在の怒りをこじらせずに済み、スムーズな解決への一歩が見つけ出せます。

自分が期待していたことが何かを把握する

怒りは第二感情と言われています。怒りを感じる前には、そもそも自分が期待していた未来が叶わなかったことに対する感情が生まれているのです。本当はどうなっていたら良かったのか、何を期待していたかを自分が把握することで再発防止策を練ることができるのです。

今の感情に名前をつける

先ほど怒りは第二感情とお伝えしました。それでは第一感情はなんだったのでしょうか。その感情は「悲しみ」かもしれませんし、「むなしさ」だったのかもしれませんし、その時々で様々な感情を感じているはずです。それが何なのかを自分自身が把握し、怒り以外の感情を感じることで怒りのコントロールが可能になります。

解決策を考える

自分が期待していたことを相手に伝える

解決するためにはまず、先ほど考えた「自分が本来期待していたこと」を相手に伝えます。そうすることで相手は何に対してあなたが気分を害しているのかを知ることができ、本来とるべき行動を考え始める準備ができます。

自分が今後気を付けるポイントを伝える

そして相手にこうして欲しいという前に、今後は自分はどうしていくかを相手に伝えます。そうすることで相手の中にリクエストを受け入れる準備ができるようになるのです。

相手にしてほしい(してほしくない)ことをリクエストする

そして満を持して今後はこうしてほしい、もしくは、してほしくないことを相手にリクエストします。ここまでで怒りはずいぶん収まっているので、落ち着いて嫌味などを含むことなく相手に伝えることができるようになります。

まとめ

・怒りをこれ以上悪化させない
・自分の期待や気持ちを把握する
・相手が動きやすくなる方法で伝える
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