幸せを感じない人と幸せを感じる人のたった一つの違い
不幸なわけではないけれど幸せを感じない
自分は不幸ではないけれど、だからといって幸せだと言い切れない。もっと幸せになりたい。そう感じている方は多いのではないでしょうか。
私自身も数年前まではもっと幸せになりたい!もっと幸せになれるはずだ!とがむしゃらに頑張っていました。けれどもそう思っている間は幸せを感じることができませんでした。
今日は幸せを感じる人がしている幸せになる方法をお伝えします。
幸せって何?
そもそも、あなたにとっての幸せって何ですか?
お金持ちになること、いい仕事に就くこと、素敵な彼氏を見つけることetc
色々な幸せの形があります。そしてそれがある人には幸せに感じ、また別の人にとってはそんなに幸せなことではないと感じたり、当たり前に感じることだってあるかもしれません。
短絡的な幸せ
例えばお給料が上がったとしたら嬉しいですよね。でもその金額に慣れてしまったらそれが当たり前になります。美味しいケーキを食べたら幸せだと感じますよね。でもそれも食べ終わって数時間もすれば幸せではなくなってしまいます。
瞬間的、短絡的な幸せはその時にはとてもテンションが上がり嬉しく感じますが、実はすぐに慣れてしまうものなのです。
幸せへの慣れ
私たちは「慣れる」ことがとても得意です。例えば熱いお風呂に入っていても数分も我慢すれば慣れてきます。熱望した仕事に就いて緊張した面持ちで働いていても、数カ月もすれば環境にも慣れ、今度は不平不満が出てくることだってあります。美人も三日で飽きると言われるように私たちは「慣れる」ようにできているのです。そして慣れてしまえば、もっと幸せになりたい、もっともっととより多くを求めてしまうのです。
幸せへの不安
その一方で幸せになるのが不安だという方もいらっしゃいます。
幸せになってしまったら、次に不幸がやってくるとか、自分が手に入れたものを失ってしまうのが怖いとか、幸せになりたいのになるのが怖いというのです。
そうすると幸せになりたいのにそれが怖い、アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるのですから、非常に疲れるわけです。そうすると幸せ=大変なものという構図が出来上がってしまい、さらに幸せを失うのが怖いという負のループが始まるのです。
幸せを感じられる人がしていること
では、幸せを感じている人たちが何をしているのでしょうか。
自分が価値を感じているものを知る
幸せを感じやすい人は短絡的な幸せももちろん感じますが、自分が価値を感じているものが何かを知っていて、そこに幸福感を感じているのです。
短絡的な幸せは何かとの比較で価値が生まれるものばかりです。でも幸せを感じられる人は比較ではなく、自分自身の価値に合い、喜びを感じられるものが何かを知っているのです。
じっくりと味わう
さらに自分に価値があると感じているものをじっくりと味わうことをしています。
例えば、家族そろっての食事の時間や晴れた日にする散歩、自分で一日の予定を決めることができることetc
一見、なんだ、そんなことかと思うかもしれません。でも価値があると思っていることに慣れずに味わうことでさらにその価値を感じることができるようになります。そうすると自分にとっての価値がさらに上がり、幸福感がますます高まっていくのです。
感謝する
幸福感が高い人たちは自分の手柄としてその価値を味わうだけではなく、それを手に入れられた環境や人々、自分自身に感謝をしています。
幸せを感じている人の会話を聴いていると「ありがとう」という言葉や「~のおかげ」という単語がいかに多いかということに気づかされます。
当たり前と思わないことが幸せへの順応を妨げて、幸せを感じ続けることに貢献しているのです。
まとめ
人がうらやむ幸せではなく、自分が真に価値があると感じられるものを手に入れ、それを味わいながら感謝することが幸せ度をあげていきます。
まずは、自分が価値を感じているものに気付くところから始めませんか