伝えるのが下手な人がすべきたった3つの手順

伝えたいことなかなかうまく伝わらない、話すのが下手だと感じる原因と解決策

伝えたいと思うんだけど、なかなかうまく話せなくて…という方が必ず伝わるようになる3つの手順を紹介します。

誰しも自分が話す内容を相手の方に分かってほしい、伝わってほしいと思いますよね。
でも伝わっているのか不安だったり、実はちぐはぐに伝わっていたりすると、伝えるのって難しいなと感じてしまいます。
たった3つを変えるだけですぐにあなたも伝え上手になれます。

伝えるのが下手な人が陥る失敗

相手に自分が話したことが伝わっていない時というのは、相手が受け取りやすいように話をしているのではなく、自分が話しやすいように話しているからなのです。
よく陥りがちな3つの誤りを説明します。

たくさんのことを一気に伝えようとする

伝えたいことがたくさんある、もしくは伝えるための切り口をいくつも持っている場合、全部話さないと伝わらないと思っていませんか。
一気に話を聞かされても聞いている人はなかなか頭の中で整理されず、何を聞けばいいのか、何が重要なのかが分からなくなってしまい、なんとなく聞いてしまうのです。

1センテンスが長くて冗長

話している言葉を文章に書き起した時に句読点をしっかりと打てるような話し方をしていますか。
中学校や高校で英語を勉強した時のことを思い出してください。短い文章ならなんとなくわかるのに、文章が長くなればなるほど、一体何を言いたいのか、わからなくなったことはありませんか。
日本語でも同じです。文章が冗長になればなるほど、あなたが言いたいことがどんどんとぼやけてくるのです。

伝えようと必死で相手の表情やしぐさを見逃している

自分が話すことにばかり注意を向けて、聞いている人が本当に理解しているのか、納得しているのか、表情やしぐさで確認をしていますか。
確認をしないまま、どんどんと話続けていくと、相手は確認するタイミングを逃し、分からないまま進んでいく話を耳に入れようとはしなくなってしまいます。

伝え上手になる3つの手順

ここまで3つの失敗についてお話してきました。
お気づきの通り、この逆をしていくだけで、伝え上手・話し上手になれるのです。

何が伝われば良いかを話す前に考える

伝わった方がいいことは複数あったとしても、一つだけ絶対に伝えたいことを決めておきます。
例えば、営業の方なら、「あなたにとって〇〇というメリットがあるから購入検討してほしい」です。
家庭内であれば「明日は〇〇があるから19時には帰ってきてほしい」などです。

この〇〇をまず一つに絞ることが大切です。いくつかあるというのであれば、それらをまとめる単語(営業の場合なら売上アップ・コスト削減・時間短縮など、家庭内なら細かなことは言わずに“予定”など)を使って伝えます。
細かい話はそれからでいいのです。

細切れでもよいので、1センテンスを短くする

書き起した時に句読点が入るように、文章と文章の間にポーズの時間をもうけましょう。
一気にまくし立てて話されると分からないことも、一瞬間が空くことで相手は聞いたことを聞き流さずに理解しながら聞くことができます。
とくに「それで」「それから」などの接続詞を使いがちな方は、接続詞の前に一瞬のポーズを置くようにしてみましょう。

相手の表情やしぐさに意識を向ける

相手に伝わっているかどうかは相手の表情やしぐさから読み取れます。
せっかく発信してくれている「ちょっと分からなくなった」というメッセージを見落としてどんどんと話を進めていると、聞く気がなくなってくるのは当たり前です。
せっかく発信してくれているメッセージをしっかりと確認しながら話すようにするだけで、相手もあなたの話を理解しようという気持ちになってくれます。

まとめ

・何が伝われば良いかを話す前に考える
・一つの文章を短くする
・相手の表情やしぐさを確認しながら話す

この3つを意識しながら話すだけで相手に伝わりやすくなるだけでなく、相手の興味を引く話し方ができるようになります。

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